エンジンパワーに足回りが追いついていなくて、我慢していましたが、一宮のドルツさんでビルシュタインキャンペーンをやっているということで、早速見積もってもらい、即決してしまいました。
2017年モデルからBMW M2の６MTモデルが選べるようになりました。
BMWは比較的多くマニュアルトランスミッション搭載モデルを日本に導入してくれて、自分も318is（E36）、Z3 2.0（E36）、Mクーペ（E36)、135iクーペ（E82）とマニュアルトランスミッションモデルのみを乗り継いできています。
BMW M2の欠点は、エンジンが完全なMでなくSで始まるエンジンでなく、Nで始まるN55エンジンであることと、内装色が黒一色であることです。外装色が白、黒、ガンメタ、ブルーの４色のみというのもいただけないです。
日本仕様だけかと思いきやドイツ本国のホームページを見ても同じ仕様しか選べないので、生産ラインの都合だと思います。
ディーラーで買う直前まで話が進んだけど、内装色が黒だけとのことで、もう一台のアウディS1も黒のみの内装なので、まったく華やかさがなくなってしまう２台体制になると思い、踏みとどまっています。
ヤフオクで１９万円で出品されていたE82 135i用の18インチBBS製ホイール RE-Vを落札し、装着してみました。
もう慣れてしまいましたが、バネ下重量は確実に軽くなっています。タイヤはそのまま流用したので、少しひっぱり装着ですが、問題はありませんでした。ツライチ具合も完璧で、車検対応ぎりぎりまで外に出ています。
フロント RE-066 18×8.5J 120 5H IN48
リア RE-067 18×9.0J 120 5H IN53
のホイールサイズに対して
フロント 215/40R18
リア 245/35R18
のダンロップSPスポーツを純正から取り外してそのまま組み付けてあります。フロント7部、リア6部ぐらいの溝が残っています。
溝がなくなってきたら、フロント225、リア255のランフラットじゃないノーマルのラジアルタイヤにしようと思います。FRなので、リアの減りが少々早いようです。
標準が18インチなので、19インチにインチアップされる方も多いと思われますが、18インチのままでも十分カッコイイです。
一宮のドルツさんで3DデザインDMEフラッシュプログラムをインストールしてもらいました。ターボ車の場合コストパフォーマンスが高いチューニングです。
一泊で車両を預けて、ECUを読み込んで保存、そして新しいプログラムを上書きという手順だそうです。ブーストアップと燃調の両方を触るので、アクセルワークに対して違和感がまったくありません。 何のパーツもつかなく保証書のみなので心配になりますが、帰り道で、ギア一つ分トルクが違うのにびっくり。4速でもまるで3速に入っているかのような加速。6速でも5速に入っているように感じました。
ちなみにノーマルが306馬力/5800回転、40.8kgm/1300～5500回転、パワーウェイトレシオ5.0kg/馬力ですが、ECU書き換え後は360馬力、52.0kgmとなり、パワーウェイトレシオが4.25kg/馬力となります。（最高馬力およびトルクの発生回転は公表されていないのでわかりません） パワーウェイトレシオが4.25kg/馬力というと、先代E46 M3の4.55kg/馬力を軽く上回ってきます。
現行E90 M3は3.88kg/馬力なので、さすがV8NA420馬力のMエンジンですね。 ついでに吸気のエアフィルターをK&Nに変更しましたので、たぶんプラス5馬力ぐらい出ているかもしれません。リアはもともとBMW Performance製マフラーが装着されているのでプラス15馬力で380馬力と勝手に思っています。
もうすでに足回りが追いつかなくて、名古屋高速や猿投グリーン道路の継ぎ目で相当跳ねまわり、高速コーナーでは怖くて踏めません。次は足回りを固める必要がありそうですが、先にホイールかな。 
ECU書き換えは運転席の足元のコネクタより行うので、エンジンルームは関係ありませんが、記念撮影。1シリーズでもボンネットダンパーが標準なのはさすがBMWですね。
２週間で1000km走った感想です。 加速はスカイライン以上で0-100km 5.1秒は伊達じゃないです。Mスポーツサスペンションも足回りは固すぎず、街中で苦痛を感じることはありません。
少しロールするので名古屋高速の環状線のコーナーでは少しブレーキを踏みたくなります。サーキットを走行するには足回りはもっと固める必要があります。
シフト剛性は十分ですがスカイラインよりはストロークが長く、ゲートに叩き込むというよりは、ゲートに沿ってガツンと入れるイメージです。これもショートシフトキットが必要ですね。
ターボのせいかアクセルオフでの回転落ちが早く、2速3速へシフトアップするときに若干ぎくしゃくします。シフトアップ時にアクセルをあまり抜かないでクラッチを繋ぐことで改善されます。
燃費は７ｋｍ／リットル～8km/リットルの間で御世辞にもいいとは言えません。ガソリンタンク容量が５０リットルなので頻繁にガソリンスタンドに行く必要があります。
納車時にサービスで新品に交換してもらったタイヤはDunlop SP Sport 01のランフラットでした。Dunlop＝住友ゴムですが、Made in Germanyと書いてあるのでドイツ製です。
フロントは215/40 18インチ
リアは245/35 18インチ
左右非対称のトレッドパターンです。もうこれ以上薄くできない偏平率だと思うので、19インチを入れるには外径を大きくするしかないでしょう。
なかなか良いタイヤだと思いますが、まだ印象はわからないのでまたレポートします。
納車は2013年6月25日火曜日の19時半。ついに納車されました。
積載車から降ろしています。
ラインオプションのコンフォートアクセスついていました。超便利。
早速新品タイヤのならし運転してきます。
納車は2013年6月25日火曜日の夕方です。最近は指折り数えて待っています。納車前はわくわくするもんなんですね。
タイヤは純正がPotenza RE050RFTでしたが、在庫がなく、納車を遅らせたくなかったのでディーラーのお勧めでDunlop SP Sportにしてもらいました。RFTの設定があるのかな？以前乗っていたV35スカイラインセダン350GT-8がこのタイヤで良い印象でしたので、がっかりはしていないです。
そして、BMWはミッションオイルは交換する必要がないそうですが、スカイラインでも渋くなったミッションに効果てきめんだったので、ミッションオイルをサービスで交換してもらいました。
細かな傷も直してくれるそうなので、コーティングされてピカピカの状態で納車されると思います。
でもよく考えたら、最近カタログ燃費でリッター10km/Lを超えるクルマに乗ったことがないかも。マニュアルトランスミッションもそうだけど、本当に時代に逆行しているクルマ選びです。
とはいえ、4年3カ月乗ったV36日産スカイラインクーペ370GT TypeSPは最高の車でした。
特に装備は国産車らしいかゆい所に手が届く仕様です。
■スカイラインに付いていててBMW135iクーペに付いていない装備
・アクティブAFS（ステアリング操作に合わせてライトを照らす装置）
・UVカットガラス（日焼けに弱いので必須です）
・インテリジェントキー（135iはラインオプションなので後付できません）
・BOSEサウンドシステム（135iはしょぼいスピーカーでした）
・アクティブステアリング（スカイラインの第2世代アクティブステアの出来は良かった。135iはラインオプションなので後付できません）
・4輪アクティブステア（俗にいう４WS。BMWはそんなもんなくてもちゃんと曲がる）
・ビスカスLSD（BMWはそんなもんなくてもちゃんと曲がる）
・カーテンエアバッグシステム（135iはサイドエアバッグまで。事故らないようにすれば大丈夫）
■スカイラインに付いていてBMW135iクーペに付けるとちょっと高価な装備
・バックモニター、サイドブラインドモニター（サイドブラインドモニターはいらないけどバックモニターは便利。後付けで5万円）
・Bluetoothハンズフリー（おまわりさんのお世話にならないためにも必須です。ディーラーオプションで5万円以上）
・映像入力端子（iPhoneのビデオを見るので便利でした。地デジを付けると対応しますが10万円）
・19インチホイール（135iは18インチ）
まあ、装備豊富な分車重も重くスカイラインは1660kg。135iは1530kgなのでその差130kgと馬鹿にできない差です。
馬力はスカイラインが333馬力（7000回転）、135iは306馬力（5800回転）。
トルクはスカイラインが37.0ｋｇｍ（5200回転）、135iは40.8ｋｇｍ（1300-5000回転）
とほぼ互角のパワートルクですが、車重の差で135iのほうが速いのは明確です。
装備よりも走りでクルマは選ぶものです・・・。
なんの障害もなくなったBMW 135iクーペ6MT購入計画ですが、あまり欲しいモードをディーラーの営業さんに見せると値引きが難しいと思って、向こうからアプローチがあるのを待ちました。
営業「先日はありがとうございました。135いかがでしょうか？」
自分「なかなかいい個体だよね。前向きに考えてるよ。ガレージ保管で禁煙車かな？」
営業「モールの状況から、ガレージ保管だと思われます。タバコを吸った形跡が全くないので禁煙車と考えています。」
自分「でも48000kmは走りすぎだよね。タイヤもつるつるだし。」
営業「確かに後ろのタイヤは溝が厳しいですね。新品に交換します。」
といった交渉を繰り返し、タイヤ４本を新品に、ナビのマップデータを最新にしてもらいました。
営業「実は先日はお伝えしていなかったのですが、マフラーとブレーキはBMW Performanceに変更してあるんですよ。」
自分 心の中で（えー！！！やったー！ でも平静を装いつつ、）「ふーんそうなんだ。前オーナーは走り好きだったんだね。」
営業「どうですか、基本プレミアムセレクションの車両は値引きがないので、それ以外のところで条件的には頑張ったつもりなんですが。」
自分「そうだね。じゃあお願いしようかな。」
どれどれBMW Performanceのブレーキとマフラーいくらかな？ ネットで調べると 取り付け工賃別で40万円！もします。実質50万円＋タイヤ4本16万円＋ナビ3万円ということは70万円ぐらいの価値。最初350万円は相場より高いと思いましたが、お値打ちに感じました。別途4年までの延長保証と、2年分の点検費用、3年持つコーティングも付けてもらって、希望ナンバーが追加費用で総額400万円弱。以前新車でBMW 318is(E36) 5MTを買った時とほぼ一緒の値段です。だから中古車探しは好きなんです。
納車までの9日間が長すぎる・・・。
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